仕事とプライベートのエフォートレス

30歳を過ぎたころから意識し始めたことがあります、「エフォートレス」です。

エフォートレスは適度に力の抜けた大人っぽく着崩したスタイルのことですが、2014年も雑誌によく登場していました。今年も目が外せないキーワードです。抜け感やゆるさが大事ということですが、わかっていてもなかなか難しいファッションスタイルですよね。

わりとコンサバな服を好んで着ていたわたしは、その歳のころにふと、オフィスはいいけど休みの日に「きちんと服を着る」感じがなんだか疲れる、と思い始め、シャツやカットソーをプライベートでさりげなく気軽に着る方法や、大人っぽいカジュアル、着心地が良くコーデしやすいアイテムないだろか?と思っていました。

一般的な企業で週5日勤務、そうすると服を買うとき、結局仕事で着れる用メインで選んだりしませんか?日常使いのカジュアルなアイテムを買っても組み合わせに苦労して着なくなったり・・

海外のおしゃれな人は仕事もプライベートも洋服を楽しんでいて、ほどよく力の抜けた絶妙なバランス感が、見ていても人を心地よくさせますよね。

たとえばこの感じ。デニムシャツはプライベートだけでなくオフィスでも着ちゃいます。スカートは異素材のレザーを合わせるところが素敵。プライベートでスカートにインするときは、全部インするのでなく、前の半分だけ入れる(もしくは半分だけ出す)のもポイント。抜け感がかっこいいです。プライベートでもオフィスでもシャツの開け方出し方の調整で両方いけそうです。


スキニーデニムそしてレザージャケットやバイカーがあれば、どんな堅ぐるしいカットソーでもカジュアルになります。レザーから10〜20センチぐらいカットソーが出てデニムにかぶさる感じがバランスいいですね。帽子がかわいい。



ニットはざっくりめがおすすめ。さらに網目の目立つローゲージのニットはひとつは持っていたいです。スキニーデニムや細身のパンツにぴったり。
ざっくりニットとスカートをあわせてハイウエスト気味にインするのもおすすめ。オフィスでもばっちりです。(下の赤いニットの写真)


内勤の仕事の方は、冷暖房対策に薄手〜中手のニットを持っています。薄手のカットソーやブラウスやシャツを中に合わせて、重ねるとおしゃれですね。中のシャツ部分の見せ方が難しいですが、コツは腕の部分の露出バランスです。長ければ思い切ってまくってしまいます。トップスがゆるめなので、ボトムはスキニー。

シンプルニットの場合、アクセサリーは大きめなゴールドのものをひとつ、合わせてもスマートですね。



なんでもきちんとする日本人も、洋服を楽しむ上で取り入れたい「エフォートレス」スタイリング。古くは「着物」もほどよい着崩しを楽しむ文化だったりするようです。

普段はエフォートレスなスタイリング、いざパーティや華やかな場所ではボディシルエットが綺麗にでるエレガントなドレスやワンピースを着こなして、違う一面を見せると、グッと周りの目も引くはず・・理想的なファッションライフです。

仕事とプライベートが両方充実してくる30代からの大人スタイルに欠かせないポイントな気がします。
今度は、エレガントなドレスやワンピースをカジュアルに着こなす方法もチェックしてみたいと思います。

photo : pinterest

コメント

chris さんの投稿…
このコメントはブログの管理者によって削除されました。