おしゃれを捨てようとした女性

東京コレクションブランド、ZIN KATOを販売開始するにあたり、撮影を今日行っていました。
壁の質感が大事!とひたすら助言する当社デザイナーに頼りきりです。

最近ある女性から、おしゃれすることにした。と言われ少々嬉しくなりました。

その方は身体を鍛えていて、こだわりや信念の強い性格をお持ちでした。

そして、自分の理想の体型にしない限り、服を楽しむことをあきらめてるの。とおっしゃっていました。ヒールも脚に影響があるため履きません。

と同時に数年もの間、とある男性への一方通行な思いを遂げられずに悩んでいる状態でした。

そのこともありマイナス思考もだんだん強くなってしまいました。

美人で情熱やパワーもあり、なんだか惜しい気持ちがしていました。

しかし、冒頭の一言を聞き、その男性をあきらめる代わりになにかひとつステップを踏み出そうとしてる様子にも見えました。

自分らしい。ということがファッションとわたしは思うので、おしゃれを捨てるというのは、自分自身を大事にしないことに等しいと思えてくるんですよね。

たしかに服はその人を表すので、もしかしたら服を考えないようにすることで、欠点も直視せずに済むかもしれませんが、欠点も含め魅力や個性だと気付けるのも服がきっかけだったりします。

表現する意欲はとても人を美しくしますし、なにかとうまくいくといいなあと思います。


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